乳癌・・・・・日本における乳癌の発症率は20人に1人の割合だと言われています。
近年、マンモグラフィによる早期発見が可能となりましたが、残念なことに受診する人が少ないのが現状のようです。




   私、7月24日人間ドックを受けました。マンモグラフィも。
   その10日後くらいだったかしら『乳癌の疑いあり・要精検』
   の通知が届きました。

   そんなぁ?まさかぁ?もしかしたら私と誰か他人のカルテが
   入れ替わってしまったんじゃあない?間違いがなかったと
   してもマンモグラフィに写っているのは悪性とは限らないし!
   等など。。。そんな願いをもって臨んだ外来診察。

   エコー検査。その時点で、『おそらく乳癌でしょう』と。。。。
   そのひと言で、身体が凍りついたような感じがしました。

   組織検査を繰り返し、決定的となったのは9月2日でした。
   初期の初期ですよ。。。と言われても、こういう状況下では
   人間は悪いほう、悪いほうへ考えてしまいます。
   不安に心が苛まれ落ち着かない日が続きました。

  決定的となってから1ヵ月後、摘出手術を受けました。
  幸いにして早期発見。初期の初期という段階でしたので、
  リンパに飛んでいることもなく、病巣の周囲に散らばって
  いることもなく、その処置は最小限にとどまりました。

  再発予防の治療も、医師からは「必要ないかもしれない」
  とのお言葉をいただきましたが、そのままにしておいて、もし
  再発したならば悔いが残ります。
  万全の処置をしておきたいと思い、今、放射線治療を受け
  ているところです。

  
乳癌・・・今までの私は他人事≠ニ思っていました。
  でも決して他人事≠ナはないのです。
  女性であれば誰の身にも発症する可能性がある病気です。
  でも早期発見であれば、女性の大切な乳房を失うことなく
  治療できるのです。

  ここを見てくださった皆様の中のお一人でもいい!乳癌に
  関心をもってマンモグラフィ検診を受診する気になってくだ
  さったならば大変うれしく思います。

  またご自分の大切なご家族の方々に、マンモグラフィ検診を
  年に一度は受診されるよう、アドバイスしてくださることを
  願っています。
                                2009.11月
  



            パジャマと枕、作りました
ここ2ヶ月余りの心模様を拙い短歌に詠みました。
    よろしければご覧になってください。 こちらからどうぞ⇒


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